そして、入社した後に、その判断が間違っていたと気付いた。理由は、私の書いたデメリットを読んでもらえれば理解して頂けると思う。
ただ、三菱自動車は、公務員的な安定を求める人にとっては、おそらく日本一良い会社ではないかとすら思う。労働に対して何を求めるのかの違いであり、それが個人の人生観と合致するのであれば、是非入社試験に挑戦してみてもらいたい。
なお、色々書いてきたが、三菱自動車は決して誰でも入社できるような採用基準が低い会社ではないこと(京都大学卒の知り合いも普通に落ちていた)、私の最初の上司は非常に優秀なプロパー社員であり、かつ素晴らしい人格者であったことは、付言しておきたい。
また、内定して以降、私は三菱のエンブレムを付けた自動車を見かけるたびに、運転しているドライバーの顔を見るようにしているのだが、どの運転手も「俺、いいクルマ乗っているだろう」と言わんばかりの良い顔をしているように感じることができた。パジェロミニやランエボなど、きっとこの三菱車が好きで、今も愛して応援して下さっているファンがいるということ、そうした人の運転する姿を見ること、これは三菱自動車で働く上での、至上の喜びであると思う。
気が付けば2時間以上かかったが、この文章が、あなたの三菱自動車の内定、ひいては就職活動の一助になれば、幸いである。
以上。
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